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みんなで創る福祉のつどい


 3月も中旬になると、だいぶ暖かくなってきましたね。このままの暖かさならサクラの開花も順調だと思われます。卒業や入学と街も時間もバタバタと早足で過ぎてしまいますが、こんな時こそのんびりと気分を落ち着けて自分を見失わないように過ごして下さいね。

 3月19日は毎年1回、八幡市社会福祉協議会が主催されている「第7回みんなで創る福祉のつどい」へ参加してきました。あしたばの家は模擬店ブースにてジュース販売をしました。残念なことにスッキリとしない天気ではありましたが、沢山のお客様に来ていただき、大変嬉しく思いました、ありがとうございました。気温もそこまで高くなかったので完売とはいきませんでしたが、みんなで楽しく販売する事が出来ました。もちろん模擬店だけでなくステージでの発表や体験コーナーなど様々な企画が盛りだくさんでした。「スタンプラリー」では全ブースを回ると素敵な景品が貰えるということでチャレンジしてみるとなんと可愛い「和柄マグネット」が手に入りました!!

 これなんと実はあしたばの家の商品でして、今回の「福祉のつどい」でも景品として委託を受けさせて頂きました。現在材料の入手が困難となっているために写真とは少し違った形での提供となりましたが、可愛らしい和柄とマグネットの機能は変わらずに提供させて頂いております。なんだか商品の宣伝になってしまいましたね(^_^;)笑

 今回の「福祉のつどい」にはなんと走る男として有名な森脇健児さんがお越しくださり、楽しくて面白いトークショーを開催して頂きました。販売を頑張っていた皆さんもこの時ばかりはホールへ足を向けて森脇健児さんのお話を聞きに行きました。

 写真が遠くてわかりにくいですが、これが実際の様子です。なかなか至近距離からの撮影はできませんでしたが、ご覧のとおりお客さんも多くて大盛況であった事がわかるのではないでしょうか。さすがは森脇健児さんですね!

 他にも先ほど少し触れましたが「体験コーナー」がとても充実しており、車椅子体験や手話体験、点字体験など普段はなかなか出会う機会の少ない体験をさせて頂きました。また施設の利用者や障害者の方々の芸術品を展示した作品展、ステージでも沢山の企画が用意されており来場者の皆さんも十分に楽しむことができ、また八幡市の福祉に少し触れることが出来たのではないかなぁと思いました。あしたばの家としましてはこれからも「福祉のつどい」に八幡市の一員として参加をしていければ良いなと考えております。

 さてさて、なんとなく名前は聞いたことがあるけれど「社会福祉協議会」とはなんぞやと思う方もおられるとは思いますのでご説明をしましょう。辞典には「一定の地域社会において,各種福祉団体の参加を原則とした民間の自主的組織。これら団体の有する専門的指導性のもとに地域住民の結束による福祉への自発的活動を育成し,地域社会の要求の発見や開発計画の立案,社会資源の造成と活用,連絡調整,住民の福祉教育,社会活動や社会組織の諸機能を総合的に実践している。」と難しい記述がありますが、簡単に要約しますと「全国の都道府県や市町村にあって、他の社会福祉団体と連携して国や自治体ではすくいきれない地域の問題解決を目指すための連絡調整役や企画立案」を担っている組織になります。「簡単に説明しすぎだ!」とお叱りを受けそうですが(笑)、「福祉」という言葉はどこか「難しさ」があるためにわかりにくい事も多いと思います。このブログでも毎回ではないですが、今回のように「難しそう」な事を「少しわかりやすく」していければなと考えています。

 とまぁお堅い話が続きましたが、締めくくりはやはり「豆知識のコーナー」でお別れしましょう。今回のテーマは福祉のつどいでも景品として提供させて頂きました和柄マグネットにちなんで「磁石」にしましょう。「磁石」には2つの種類があるのはご存知でしょうか?この2つは「電磁石」と「永久磁石」と呼ばれています。名前だけならお聞きしたことがある方も多いと思いますが2つの違いをおわかりになられますか。「電磁石」という磁石は電気を通した際に磁力をもつもので、「永久磁石」は自力で磁力を発するものをいいます。磁石の歴史等をここでお話するのも良いとは思うのですが、磁石って私たちにとってどれだけ身近な存在なのかをお話ししたいと思います。

 まず「携帯電話」にはスピーカー部分と振動を増幅させるバイブ機能に使用されていますし、現在普及している「ハイブリッドカー」にも駆動用のモーターやエアコン部分、重要な発電機にも使用されています。またPCやTV録画などにも備わっている「HDD(ハードディスクドライブ)」にはデーターを読み取るための磁気ヘッドを駆動させるために小型で性能の高い磁石が使用されています。その他にも冷蔵庫のドア部分や製氷機他様々な部分、IHクッキングヒーターの加熱部分、電子レンジのマイクロ波を発生させる機器部分、扇風機やGPS、ヘッドホン、ICカード、ポット、炊飯器などなど様々なものに使用されている事がわかります。

 これだけ身近で日常的に知らず知らずお世話になっている「磁石」にはまだまだ可能性が秘められています。その代表的な例が時速500キロ以上という驚異のスピードでの運行が可能となった「リニアモーターカー」ではないでしょうか。磁力で車体を浮上させ、その磁力の反発力と吸引力で高速化が可能となったそうですが高い技術的なハードルがあり、現在でも完成には至っておりません。正確に言いますと、完成はしていますし1989年の横浜博覧会などでもすでにお披露目はされています。現在は愛知県でリニモが運行していますが、上記で言うところの「リニアモーターカー」とは2027年を目標に首都圏から中京圏を結ぶ中央新幹線の事を指していますので、まだ完成とまでは至っていないという事です。ですが実際に完成したとなると、京都から東京まで現在新幹線で2時間程かかっている道のりが、おおよそ半分の約1時間で到着すると聞くとすごい技術ですよね。

 そんな可能性を秘めた「磁石」ですが、今あなたの近くにも必ず磁石が存在しているはずです。冷蔵庫にも使用されていますが、その冷蔵庫にチラシやお知らせを貼り付けているのも磁石ではありませんか?さて今回はこのへんで!それでは皆さんまたの機会をお楽しみに!

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