ぶら~り嵐山の旅
やっと桜が咲いたかと思うとすぐに散ってしまいましたね(;´д`)なんだか仕方ないなと思うしかないんですが寂しい気持ちはありますよね。とは言っても気温も春らしい日が続いていますし、ようやく冬は終わったかなぁと感じます。桜満開のシーズンには行けませんでしたが、今回は「嵐山」へぶらり旅に参りました!
嵐山までは車で向かったのですが、「ひどい渋滞になるかなぁ」という予想は大きく外れて、渋滞もなくスムーズに目的地に到着しました。時間にして1時間ちょっとはかかりましたが、このシーズンにしては早く着いた方だと思います。車の渋滞はなかったのですが、やはり観光のお客さんは沢山訪れていました。海外からお見えになった方も多く見受けられましたし、さすがは観光地だなぁと京都に住んでいながら改めて「京都」を感じる旅となりました。今回、実は観光の他にもうひとつ目的がありまして、京都ほっとはあとセンター様が営業されています「ぶらり嵐山」というお店の見学・納品にも行ってきました。「ぶらり嵐山」は天龍寺の門前に位置していて、大通りにも面している授産製品(福祉施設で製造・販売されている商品)を販売されているお店です。あしたばの家の商品も販売・協力して頂いており、本当にお世話になっている場所なんですよ。
左の写真がその「ぶらり嵐山」の店構えです。この日も沢山のお客様が来店してくださっていて、私たちが作った商品を手にとって見てくださるお客様もおられました。頑張って作った商品が実際に店頭に並んでいる姿をみるとなんだか感動しますよね。もちろんあしたばの家の商品だけでなく、京都の各地から集まった素晴らしい授産製品が沢山販売されていますので、興味のある方は是非一度行ってみてください、よろしくお願い致します。詳しくは「京都ほっとはあと」のホームページにも記載してありますし、このホームページのリンク集にも記載されていますよ。
先程も軽く触れましたが、皆さんは「授産製品」という言葉を耳にしたことがありますか?そんなに耳にする機会が多くはない言葉ではありますが、「障害をもった方々が就労や自立を目指す訓練施設で、作業訓練の一環として製造している製品の事」を言います。ただこの説明だけ聞くとなんだか「大したことない商品なんだろうな」や「商品の質よりも同情を誘っているんだろうな」なんて声が聞こえてくるような気がします。ところがどっこい!最近の「授産製品」は一般企業とコラボした製品から、どんな企業にも負けない程のアイデア商品まで幅広く世間に広がっています。最近の社会情勢や景気にも関わりはあると思いますが「福祉」を売りにした商品はほとんど売れませんし、例え一度は売れたとしても長くは続きません。世間の目は厳しいですし、社会という市場はそんなに簡単で優しいものではないからです。現在の「授産製品」に求められている事は、「福祉」ではなくて「品質」や「コスト」、「デザイン・アイデア性」や「利便性」など一般の企業や製品と肩を並べても遜色のない「製品作り」です。「良いものだから買う」という普通の概念が、私たちにも求められているワケです。「福祉施設の商品」として売り出すのではなく、自信を持って「あしたばの家のオリジナル商品」だと胸を張れるような製品作りをこれからも目指していかなくちゃいけないなぁと「ぶらり嵐山」に並んでいる数多くの素晴らしい授産製品を見て改めて実感しました。
というわけで今回はこのへんで~またの更新をお楽しみにっ( ´ ▽ ` )ノ